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2011年  ブログ『富士宮口から富士山を見上げるV」  

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8月17(水) 登山の楽しみ方

富士登山には、登山ブームの影響によって幅広い年齢層の方が来られます。
「山ガール」という言葉を一度は聞いたことがあると思いますが、
その山ガール達が自分なりのおしゃれをして登山を楽しんでいます。
登山客それぞれ頂上まで登れた方や頂上までたどり着けずに帰っこられる
方もいます。登りきれずに悔しそうな顔をされている方もいますが、
その顔から生き生きとした表情を感じ取れました。頂上にたどり着けたことに
達成感を味わえるだけでなく、最後まで自分の力で歩こうと努力する過程に
大きな意味を感じます。外国から登山をしに来る方もいるので登山は年齢や
国境関係なく、楽しめることが一番の良さではないでしょうか。
登山客一人一人に合った目標で登山に臨んでもらえれば有意義な時間を
過ごせると思います。富士登山をする際には、体調管理や持ち物など万全な
準備をお願いします。
 
この記事は観光協会にインターンシップで勉強に来ている美人女子大生、
いずみさんが一日富士登山ナビゲーターを体験して書いてくれました。
顔写真をアップしろというご要望にはお応え出来ませんので悪しからず
ご了承下さい。
 
8月18日(木) ちょっとそこまで


盆が過ぎても厳しい残暑が続いていますが、富士山は別天地です。
17日は平日にもかかわらず水ヶ塚公園には多くの駐車がありました。
登山者も多いのですが涼を求めて多くの人が富士山五合目を訪れます。
 
山頂の郵便局は21日の午後2時で店じまい、登頂記念のハガキ等は投函できなく
なります。八合目の衛生センターは22日で今年度の診療を終了します。
23日以降は医師がいませんのでご注意ください。
 
先日、元七の上まで登って新七合目の御来光山荘まで下って来た時の事です。
「ウォーッ!」とか「エーッ!」という歓声のようなどよめきがありました。
何かと思いそちらへ目をやると写真のカップルです。2人ともプールか海水浴に
でも行くような格好で履物はビーチサンダルでした。「どこまで行くの?」なんて
2人を煽るような声が上がったので「ここから引き返してください、危ないですよ!」
と強く言いました。女性の方が「大丈夫、下ります」との返事だったので
気にはなりましたがそのまま帰って来ました。私が五合目に着いてから30分くらい
後にそのカップルが下って来たのが分かりホッとしました。
五合目で富士登山ナビゲーターがいくら「危ないですよ」と声を掛けても
「ちょっとそこまで」と言ってすり抜けてしまう人がいます。 登山道で靴を履かない
で、ザックを背負わないで登っている人を見かけたらどなたでも結構です、
「危険ですよ!」と声掛けをお願いします。
 
8月19日(金) 


富士山総合指導センターの電話番号は0544-22-2239。先日、054○-22-2239の
電話の持ち主から「平均して一日4件の間違い電話がある、何とかしてくれ」と
電話があった。こちらに言われてもなと思うが、あまり間違い電話が多いと苦情を
言いたい気持ちも分からないではない。
皆様、指導センターに電話をお掛けになる際は電話番号をしっかり確かめて
お間違えのないようにようお願い致します。
 
以前あった問い合わせだが「来週○○日にお客さんを富士登山にお連れする
予定ですが天気はどうでしょう?」 「こちらでは天気予報は出しておりません。
気象庁なり天気協会にお問い合わせ下さい」と答えたが関西の旅行社と聞いて
驚くやらあきれるやら、お客様を富士山に案内出来るのかな?
と心配になったものだ。

私の友人は1回の山登りを三度楽しむと言っていた。
・ 計画を立てる ・ 実際に山に登る ・ 登山記を書く。どんな景色が見えるのか、
どんな花が咲いているのか、まだ見たことのない景色を想像しながら計画を
立てるのも楽しみの一つ、撮ってきた写真を見ながら一つひとつの出来事を
思い出しながら登山記を書くのも楽しみだそうだ。
富士山の地図は持っていない、天気予報は見てこない、装備が不十分等の
登山者は三度楽しめる富士登山を何度楽しんでいるのだろうかと他人事ながら
ちょっと老婆心。
 
8月20日(土) シーズン後半へ


19日11時ころ富士宮口五合目は曇り、お客様は少なかった。昨年は盆を過ぎても
多くの登山者や観光客があったのだが今年は盆でも少なめだったそうだ。
水ヶ塚公園駐車場も「昨日までだったねぇ」との事で今日(19日)はかなり空きがあり
富士登山のシーズンもそろそろ後半に入る。

通訳のSさんが声をかけたオランダからの二人連れの女性、防寒着なし雨具なし
懐中電灯なしで11:30ころから登って山頂までピストンするつもりだったそうだ。
説得して「新七合目辺りで戻って下さい」と送り出したのだが、連れの人が先に
登っているとのこと、追いついて戻ってくれると良いのだが。
 
19日は自転車がやけに目に付いた。富士山スカイラインを走って行くとサイドバッグ
を付けキャンプ道具を積んだ自転車を30台くらいを追い越した。あまり大勢なので
車を停めて話を聞いた。兵庫の方の大学生でキャンプしながらツーリングしている
のだそうだ。昨日は新富士オートキャンプ場、明日は沼津まで走るとのこと。
もう一組は五合目で会った10人ほどの大阪の学生(写真)、自転車で五合目まで
来てそれから山頂まで徒歩で登ってきたそうだ。
そんな彼らを見ていると自分は若い頃何をしていたのだろうと羨望の念。
 
夕方には短時間だったが雷を伴った大雨、オランダ人2人と連れの人は無事に
下山しただろうか。
 
8月21日(日) コースタイム


昨日から急に涼しくなりました。富士山の山頂は風が強く寒かったようです。
今日の天気予報も曇りか霧時々雨となっています。登山される方は雨具の準備と
十分な防寒対策をお願いします。
 
富士宮口五合目にコースタイムの入ったチラシがあります。
「個人差があるので参考程度にして下さい」と言いながら配るのですが、
先日「こんな短い時間ではとても歩けない」という意見をいただきました。
チラシを見ると富士宮口五合目から山頂までのコースタイムは4時間20分になって
います。他の地図はどうかと昭文社の地図を見ると5時間15分です。昭文社の
地図には40〜50代の登山経験のある2〜5名のパーティーで山小屋利用の装備を
背負った場合との注釈が付いていました。昭文社の方が親切と言えば親切ですが、
どちらが正しいかと言うことは一概には言えないような気がします。
3時間かからないで登る人もいるし10時間以上掛かった人もいます。
歩くスピードより休憩の取り方で所要時間に大きく差が出ます。富士宮口は山頂まで
6ヶ所に山小屋があります。山小屋毎に10分ずつ休憩すると合計の休憩時間は
1時間。同じペースで登ったとして、歩いた時間は4時間でも休憩を含めると5時間
かかります。ところが多くの人は標高が上がるに従ってペースが落ちて、山小屋と
山小屋の間にも休憩が入り一回当たりの休憩時間が長くなります。写真のような
休憩では所要時間が全く読めません。
コースタイムには休憩時間は含まれていないという事を考慮して登山して下さい。
 
8月22日(月) 温暖化


以前、お鉢大王とのニックネームを持つ登山ガイドKさんに「タカネノガリヤスという
イネ科の植物が山頂まで上ってしまった」という話を聞いた。何処にあるのか
という事を聞き逃してしまったので手元にあった山頂の写真を捜してみた。
剣ヶ峰を越えて白山岳方面に下る途中、苔類ではない緑色の植物が写っていた
のがあった。これがタカネノガリヤスなのだろうか? 
今まで何も考えずに見過ごしてしまったが次に登った時には確かめたい。
ここ25年で永久凍土の下限が300m上昇したとか、地球の温暖化の影響と見られる
現象が富士山にも現れているそうだ。今夏、スカッと晴れる日が少なく雷雨が多い
のも温暖化の影響かも知れない。今週もあまり天気は良くない日が続きそうな予報。
 
富士山スカイラインをザックを背負い一人で歩いている学生と思われる青年がいた。
相模原から来たとのことで前日、吉原駅から海に行き山宮の浅間神社まで歩いた
そうだ。今日は新五合まで歩いて翌日が山頂から裾野、翌々日に沼津の千本浜
まで戻る山登りだ。海抜0mから3776m まで登ってまた海抜0mに戻る富士登山、
海抜0mから登る人はいるが海抜0mまで戻る人は少ないのではないだろうか、
100人の人がいれば100人の登り方があると言われる富士山、こんな人もいるんだ
と感心させられた。
 
8月23日(火) 山小屋の最終営業日


気温が下がり富士山山頂はかなり冷え込んでいるようです。
予報では今週の天気もスッキリしません。早い年は8月末に初雪が降ります。
天気の悪い時の夜間の登山は危険ですので避けてください。
 
新五合目の臨時派出所は28日の17:00で閉所します。新七合目以上の山小屋も
順次小屋じまいします。雷が鳴った場合など逃げる場所がなくなってしまいます。
山小屋が閉まるとそこのトイレも使えなくなりますのでご注意ください。
 
富士宮口の山小屋の営業予定は下記の通りです。
   山頂       頂上富士館    8月27日の宿泊まで
   九合五勺    胸突山荘     9月 3日の宿泊まで
   九合目      万年雪山荘    8月30日の宿泊まで
   八合目      池田館       8月28日の宿泊まで
   元祖七合目   山口山荘     9月 3日の宿泊まで (9月2日・3日は満室)
   新七合目     ご来光山荘   9月 4日の宿泊まで

山小屋に宿泊される方は予約してからお出かけ下さい。
なお、六合目宝永山荘は10月中旬まで、雲海荘は10月下旬まで、五合目レスト
ハウスは11月下旬まで営業しますのでご利用下さい。
山頂の公衆トイレは9月5日まで、五合目の公衆トイレは10月10日まで使えます。
8月24(水) バーナー


富士宮口の富士山のパンフレットやチラシにはガスバーナー禁止と書いたものが
あります。県では禁止とは言っていないのになぜ禁止なのかという問い合わせが
あったそうです。バーナーの禁止については国内の他の山では聞いた事がなかった
ので私自身も気になっていましたので少し聞きかじったところを。
 
以前、山小屋で登山者が使ったバーナーが原因でボヤ騒ぎがあったそうです。
富士山には水がないので万一間違いがあると全部が燃え尽きてしまうまで
消えません。山小屋にとって火はとても怖いものなので山小屋の建物周辺を
火気禁止にしたという経緯があるようです。
 
県や環境省では特別保護地区でも登山用のバーナーまで使用禁止とは言えない
との見解ですが、山小屋には国や浅間大社からの借地を使用する上での責任も
あり、山小屋組合として山小屋の周辺でのバーナーの使用は禁止しているそうです。
富士山はキャンプ場以外でのキャンプは禁止されており、五合目以上にキャンプ場
はありません。登山道は他の登山者の通行の妨げになるのでバーナーの使用は
出来ません。そして、登山道以外は危険防止のため立ち入りが禁止されています。
富士山は混みますし、もし 使おうとしても使える場所はかなり限定されます。

ガスバーナーは禁止という文言には行き過ぎもあろうかと思いますが、その辺りの
事情もご理解いただけますようお願い致します。
  
8月25日(木) 違法駐車


富士山富士宮口五合目に行った。昨日と今日(24日)は比較的天気が良いという
ことで五合目に向かう車が多かったようだ。五合目の駐車場手前1km辺りから
下り車線に路上駐車の列、それは良いのだが上り車線にも路上駐車の車が
数十台列を成している。上下車線両側に路上駐車されると大型バスがやっと一台
通れる程度の道幅しかなくなってしまい対向車があるとすれ違いが出来ない。
そのために渋滞が発生してしまう。少し上ったところにあるバスターミナルは
マイカーでいっぱいになって定期バスや観光バスが入る事すら出来ず、Uターンが
出来ないような状態。
しばらくするとパトカーが上ってきて上り車線に路上駐車している車に駐車違反の
赤い紙を貼っていた。バスターミナルは道路ではないとの事で県の土木事務所が
不法駐車のマイカーをレッカー移動させるとの話だった。ルールやマナーを守ら
ない人はほんの一握りと思いたいのだが、駐車違反やレッカー移動の対象車両
は100台以上になりそう。

違法駐車した方は『赤信号みんなで渡れば…』と気軽にやったのかも知れないが、
反則金やレッカー代を払わされてせっかくの富士登山も楽しさが半減してしまった
のではないだろうか。
 
8月26日(金) 昨日は大荒れ


昨日の朝は目が覚めると激しい雨、県道を流れた水が我が家の雑木林に滝の
ように落ちて池のようになってしまっている。「何とかしてくれ」と富士土木事務所
富士宮支所に電話した。サイポスレーダーで雨量が200mmを超えている富士山は
どうだろうかと気になった。
この悪天候に登るという選択肢はないと思うのだが必ず登ろうとする命知らず、
いや命要らずがいる。なので富士山は朝から通行止だった。
 
午後には雨が小降りになり夕方3:35には通行止が解除された。しかし、
台風11号に続いて台風12号が発生したとのニュース、これからの進路に注意したい。

以前、台湾のメディア関係者を県で招いた事があり、その中のブロガーが書いた
ブログを見つけた。浅間大社から造り酒屋の富士正酒造、そして富士山五合目に
行き宝永遊歩道を歩いたのだが、その一行に同行させて貰った。記事中には
私が写っている写真もあったりするのだが、私は中国語も全く理解出来ない。
ネットの翻訳機能を使ってどの程度分かるか?
富士山は日本では一番高い山だが世界の中ではそんなに高い山ではない。
台湾の人たちに何をアピールできるかは気になるところ。
http://blog.yam.com/henji123/article/40486934
 
8月27日(土) 米寿の記念


昨朝、富士山の五合目に向かう時、富士山がとてもきれいに見えていたので
西臼塚駐車場へ寄って写真を撮った。何台かの車も入って来て写真を撮っていた。
11時過ぎに富士山の五合目に上ると、17:00からのマイカー規制の前に登ろうと
する人たちか、下り線に2.3kmくらいの路上駐車の列。今回はガードマンが出て
交通整理をしていたので前回のような違法駐車はなく車がスムーズに流れた。
 
富士山に向かう途中、ザックに「米寿の記念」と書かれた旗を付けて歩いている
老人の一行を追い越した。事務所に戻って話すと昨日浅間大社の境内にある
「寄って宮」にも立ち寄ったとの事、海抜0からのスタートか浅間大社からの
スタートか、どちらからかは分からないが、いずれにしても88歳で麓から歩いて
山頂までというのは健康な体と気力それに家族の理解と協力がなければ出来ない
事。米寿になってなお自分のやりたいことがある、それにチャレンジ出来るという
のはとても幸せなことで自分の理想の人生であるように思う。26日、富士宮は
夕方になってまた雨が降り大雨警報が発令されてしまったが、無事富士登山が
出来るよう祈りたい。
 
8月28日(日) 冬支度


『とある停車場富士の裾野で竹の秋/ぬま久保で降りる子連れ花の姥』
JR身延線、沼久保の駅で高浜虚子が詠んだ歌だそうで駅前にその歌碑が
建っている。沼久保駅は私の通勤途中にあり天気の良い朝には私も良く
富士山を撮る。富士山の裾野がきれいに広がっていて私のお気に入りの場所だ。
 
富士山頂の「頂上富士館」は今朝で営業終了、今夜の宿泊は出来ません。
八合目の池田館は今夜の宿泊が最後で明日は小屋じまいとなります。
山頂に設置されたdocomoとソフトバンクの臨時アンテナも既に撤去された
そうです。今まで繋がっていた携帯電話がつながりにくくなっていますので
ご注意願います。
Tenki.jpの富士山の天気予報もいつの間にか静岡県東部の天気予報に
置き換わっていました。山の天気とは少し違いますのでこちらもご注意願下さい。
夕方17:00にはマイカー規制が解除されて今年の夏のマイカー規制が全て
終了します。オンタデがちょっと色付いて富士山は一歩ずつ冬に向かっています。
 
8月29日(月) 金剛杖


昔、NHK教育TVの高校物理を見ていたら、フィリピン海プレートに乗った伊豆
半島がユーラシアプレート上の本州を押し上げて富士山が噴火したと放送していた。
今では常識のプレートテクトニクスは私にとって斬新で今でも鮮明に記憶に残って
いる。衛星写真を見ると南アルプス、中央アルプス、北アルプスは伊豆半島が本州
を押し上げて出来たシワという説明が理解出来た。写真はそのシワの一つ
南アルプス赤石岳からの富士山。
 
金綱杖は富士山に登る時のシンボルのようなもので私の知人などもストックが
あるのに「富士山に登る時はこれでなくっちゃ」と言って金綱杖に持ち替える。
富士宮口五合目の総合案内所には富士山に登って来た人達が不要になり置いて
いった金剛杖が今年もたくさんある。
 
富士講では、八角形の金綱杖は山頂の八つの峰と富士山の八つの大きな沢を
表すそうだ。杖の頭を丸くして富士山の御神体を表し、金綱杖で富士山そのものを
表したという。登りには杖を使うが、下りは神聖な富士山頂を突いた杖の先を半紙
で包み水引で縛って担いで下りたのだそうだ。
 
富士講の修験者や信者ではない登山者が金綱杖を担いで下るというのは安全上も
どうかと思うが、金綱杖の由来を聞くと富士登山の記念に持ち帰った方が良い
のではと思ってしまう。家でその話をしたら妻曰く「今の世の中、断捨離よ!」
 
8月30日(火) 荒神岩


ナビゲーターの青木さんが「富士山が終わったらみんなで富士山へ登ろう」と誘って
くれた。昨年一緒に働いた佐藤さんからも「ぜひ一緒に」というメールをいただいた。
その日は残念ながら富士山の案内所の片付けをやらなければならない。
昨年2ヶ月間一緒に仕事をしたというだけで今年も誘ってもらえるのはとても
有り難いことで良い仲間と仕事をさせてもらったと改めて思う。写真は昨年のもの、
頂上富士館の前で。
 
富士宮口を登って行くと旧七合五勺辺りに荒神岩がある。この荒神岩は1000年
以上いつもポタポタと水が滴り落ちていると言われている。昔、喉が乾いて動けなく
なった役行者(エンノギョウジャ)の所に猿が現れ、荒神岩に導いて助けたそうな。
しかし、現実には富士山に猿はいない。猿が生きていくには水が欠かせないのだが
富士山には川や池がない。荒神岩の言い伝えになぜ猿が登場したのか不思議に
思うが、申(さる)の日に富士山が現れたとの故事から、富士山の使いとして猿が
用いられるようになったのだろうとの説。
単に山岳そのものをご神体とする神の使いにふさわしいから(山王の猿として)猿が
神使とされたという説もある。浅間神社には初申祭という祭りがあり例大祭として
盛大に行われるそうだ。