ビーフジャーキー   2010.01.04〜11

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「退職前にもう一度作ってくれ」とTさんより言われた。
とても気に入ってくれているビーフジャーキー、
長年お世話になった御礼に作る事にした。
01月04日

つけ込み

注文しておいた肉を貰いに行き、
作っておいたソミュール液につけ込んだ。

ビニール袋の中に空気が残らないように口を縛り、
もう一枚の袋に入れ二重にして冷蔵庫に入れて
4日間浸ける。

01月03日
   ソミュール液
 塩            350g
 砂糖           200g
 玉葱             3個
 セロリ            3本
 ニンニク         適宜
 ブーケガルニ   大さじ1
 醤油          150g
 赤ワイン       250g
 みりん          50g
 唐辛子      大さじ1.5
 黒胡椒      大さじ3
 水              5リットル
 
以上を鍋に入れ一度沸騰させて
翌朝にビニール袋に入れて冷蔵庫へ入れた
S精肉店に電話して肉を注文、赤身の牛肉を4mmの厚さにカットして
もらうよう頼んでおいた。
01月8日
乾燥
竹に吊るして扇風機の風を当てて乾燥した。
やや乾いたところで針金で吊るし直し。
雨続きで乾燥が思うように出来ない状態、仕方なく
スモークした。
前回、唐辛子が利かなかったので今回は量を
1.5倍に増やした。ちょっとピリッとくる感じで丁度
良い。乾燥が不十分で柔らかめの出来上がり、
妻は「私の好み」と言うのだが、ジャーキーという
からにはもっと乾かしたいところ。
でも、雨続き、しかも暖かなので心配になって
真空包装してしまった。
三鞍の山荘のシェフに持って行ったら「こんなの
ビーフジャーキーじゃない」とバッサリ。
シェフのビーフジャーキーというのはブロック肉を
数ヶ月間乾燥しナイフで削って食べるという
イメージなのだ。だから、薄くスライスして作った
ものなんぞは最初から手抜き品、コメントしようが
ないとの事。職人の世界は厳しい。

Tさんに届けて今回のビーフジャーキ作りが終わる。
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