燻製のページへ

ヤマメの燻製

以前から、渓流釣りが好きな友人に釣りに誘われている。その度に「食べるのは良いけど」と断っている。どうも釣りは私の趣味に合わないという思い込みがある。
その友人から「ヤマメがあるよ」との電話、近い内に貰いに行くと即答。ソミュール液を準備してから貰って来た。腸もきれいに抜いてあり、浸け込みをするばかりになっていた。
ソミュール液 

  食塩         100g
  砂糖          40g
  コショー        10g
  ブーケガルニ     1袋
  ローリエ        2枚
  水            1リットル
  白ワイン       100cc
作り方

  @ 前日にソミュール液を準備し、冷蔵庫で冷やす。
  A ビニル袋に移してヤマメを浸け込んだ。
  B 2日間浸け込んだ後、流水で一時間洗う。
  C ステンの針金で吊るし、腹にローズマリーの枝を詰めた。
  D 扇風機の風を当てて乾燥、雨だったので7時間。
  E 10時間スモーク、但し煙が出ていた時間は不明。
  F オーブンで80℃40分間加熱処理  
燻製の場合、砂糖と塩があればそれだけで旨みは出る。したがってソミュール液は曲がないものが良いように思う。そのため上記の配合。ヤマメが傷まないように塩分を強くしてその後で塩抜きした。
隣保のおばあさんの葬儀の準備の日にスモークになってしまったので煙に燻された時間、温度が分からず、
スモークは適当に切り上げた。
その後、滅菌のためオーブンで80℃、40分間加熱した。
味はちょっと塩分強め、それでもスモークの香りが魚の臭みを消し、脂が乗った身が旨かった。