河津桜と下田

2月の食べ歩き、料理教室の先生と生徒5人で伊豆へ。
朝7時教室の前へ集合、旧国一、三津を通って一路河津へ。
最初の目的地は河津、途中からあちこちに桜が見られた。
河津に着くと駐車場捜し、時間が経つにつれ車が増えた。
次第に満車の看板を立てる駐車場が多くなった。
早く駐車しなければ。
しばらく走ってようやく大きな駐車場に車を停めることが出来た。
心配した天気も桜を見る間くらいは何とか持ちそう。
早速、桜並木に沿って歩いたが人の多さにびっくり、うんざり。
せっかくここまで来たのだからと、なるべく人を見ないように桜を見上げて歩いた。
つい3日前、雪の上を歩いてきたばかりなのに、
今日は満開の桜を見る。なんという贅沢だろうと思う。
以前から桜そばを打ちたいと思っていた私は、
桜の花の下に並ぶ露天の桜餅や桜饅頭等、色々な桜の菓子を見て、もしかしたら桜のパウダーがあるかも知れないと考えた。
JAの売店で聞いたら「どこの店か思い出せないけど有ったよ」との事。それからは売店ばかり見て歩いた。





桜のパウダーを売っていそうな店は全部見たり聞いたりした。
桜茶はあったが塩の入っていない桜のパウダーは、結局見つけることが出来なかった。
一回りしたところで足湯に浸かる。ここは混浴。
熱めの風呂で短い時間だったが、あとで身体中が温まった感じがした。
足湯からあがると、今日の2つ目のお目当て、魚料理を食べに下田へ移動すべく車に乗った。






予めネットで調べておいた店の中から「いず松陰」を車中から予約、料理もお任せコースを頼んでおいた.
料理の写真はHPより拝借したもの。なまこの酢の物、厚焼き卵、鰻の押し寿司、伊勢海老の茶碗蒸、煮魚、海老の蒸し物、さざえと蛤の塩焼き、鮪と鯛と烏賊の刺身、わたり蟹の味噌汁、漬物、ゆかりを振掛けたご飯、みかんが出た。
海老の蒸し物はちょっと水っぽくいただけなかったが、他の物は皆美味しかった。

出された物は全てたいらげて店を出た。
その後、下田の観光協会へ行き、ボランティアのガイドを
お願いした。
通常2時間くらいかかるコースを1時間で案内してもらうことにした。
急ぎ足でかなり端折った。時間が有る時にゆっくり歩けば、幕末の歴史上の人物が登場して来そうである。

海善寺
紫陽花寺として有名だそうだ。ばくち打ち、伊豆の金平の墓がある。
祭りの山車と椿のつるし、椿でも吊るし雛と言うのだろうか。
ひとつ一つ手作りの椿を連にして天井からつるしてあった。
なまこ壁は地震、津波、風にも強いと言う。
幕末から明治、大正に作られた建物は
みな、なまこ壁だったそうだ。
ここは回船問屋の倉庫だったところ。

急いで下田の街を案内してもらい帰途についた。
帰りは西回りの方が道路が空くだろうと松崎経由で行く事にした。
南伊豆町でも菜の花祭りをやっていて川沿いの桜も満開だった。
こちらの方が空いていてゆっくり花を楽しめたかも知れない。
南伊豆町を過ぎて山道に差し掛かる頃から雨になった。
f天気予報は良くなかったが今日一日良く持ってくれた。
長八記念館でトイレ休憩をとった。土産店で心太を試食させると呼び込みしていたので、行ってみると桜葉パウダーを売っていた。
桜葉そばの試し打ち用に一袋買った。
海岸線が綺麗だよと言っていたが、皆疲れて運転手以外の人は眠っていた。
19時富士宮着。


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