<<山歩き Top page>>

2013年5月17日  富士山  

<<山歩き Top page>>
農が一段落、Toshiさんが計画した19日の三ツ峠も天気予報が良くないので中止、
天気が良さそうなのは明日、手軽に行けるのはという事で富士山に決定。
暫らく行ってないと持ち物や装備が・・・、ピッケル・アイゼン・靴・ストックを取り合えず
軽トラの荷台に乗せた。あとはコンビニで食料を買えば良い、と早く寝るつもりが
身に着ける物や防寒服なども用意していると遅くなってしまった。あとはザックに詰める
だけにして布団に入った。
紫色の線が歩いたコース
                       行程表   

自宅 5:45 =7:50五合目8:05 =六合目8:30 →9:30新七合目9:45 →元祖七合目10:45
→11:50八合目12:30 →13:20九合目13:30 →八合目13:50 →元祖七合目14:10
→14:40新七合目14:50 →六合目15:25 →15:45五合目15:55 =17:20自宅
朝5:00に目が覚める。さあ出掛けるぞ、という気になれず、
何故かのんびり。まだ、水を用意してない事に気付きペット
ボトルをザックに入れた。いつもの事ながら大が出ないので
トイレに座る事2回、それでもダメなので途中の桜の園へ
寄ることにした。そんなこんなで五合目出発は8:00になって
しまった。
スキー板を担いで登る選択肢もあるのだが・・・。
滑る楽しさとスキー靴と板と合わせて10kgの
荷を担ぐ苦しさを天秤にかけてスキーは諦める。

今年の富士山は雪が多いと思っていたが
実際に登ってみるとだいぶ少ない。
3月の暖かさが響いているのかも知れない。
それと雪質、氷の上に湿雪の層とザラメの層が
積もっていて更に昨日降ったとと思われる霰が
混じる。
その霰が風に飛ばされて顔に当たって痛い。


五合目の登山口は通行止めのバリア
沼久保駅横を通るとき富士山を見ると下から雲が湧き上がっていた。
今日の天気は大丈夫だろうか? 悪ければ引き返せば良いか
等と考えながら五合目を目指した。
昨日降った雪で富士山は随分白くなっていた。
沼久保駅から
南アルプスの山々がくっきり
車を運転していると左手に南アルプスの山々が見える。
富士山スカイラインの周遊区間を走っている時は雲で富士山が
見えなかったが登山区間に入るとくっきり見えるようになった。
六合目の通行止めの標識
昨日降った雪で山は白いが残雪は少なめ
通行止めのバリアが設置されているところを通る
のは気が引けるが他に通るところはない。
五合目と六合目のバリアを申し訳ないと思いながら
通過した。今年もゴールデンウィークには何件かの
遭難や遭難騒ぎがあった。私も心して行かなければ。
六合目より山頂方面
愛鷹山を望む
新七合目直下の山スキーヤー
新七合目から雪渓を直登する
のでアイゼンを着けた。
靴とアイゼンを合わせると3kg
片足に1.5kgの錘を付けて歩く
のと同じ、これが体力を消耗する。

コンデジが突然『カードに異常が
あります』のメッセージ、スイッチや
カードを入れ直しても駄目、これ
以降は写真が撮れなかった。

ゆっくりゆっくり登る。時々強風が
吹くので低い体勢を取る。

八合目で12:00になってしまった。
8:00五合目出発だったので山頂は
無理だと思っていたが、それにして
も時間が掛かる。
ここで昼食を取っていたご夫妻は
久しぶりの雪山なのでここから戻る
と言う。私は軽く食べてもう少し
登って見ることにした。
昼食を取ると少し体が楽になった。
山頂はすぐそこに見えているのに
なかなか近付いてくれない。
風が冷たく汗をかかない分、楽なはず
だが・・・。

今日は18:00から青色防犯のパトロール
があるので16:00には五合目へ戻り
たい。なので、13:30には帰りに向か
わなければならない。

13:20九合目着、ここで引き返す事に
決定。
万年雪山荘の渡辺さんの話では
今年はブル道も土砂が堆積して
しまっているそうだ。開山までには
片付けなければならないとの事。

少し休憩して下山開始。尻セードで
下れば楽なのだがちょっと怖い。
雪が腐っているので転んでも止まら
ない事はなさそう。
新七合目でアイゼンを外す。速いスピードで追い越して行く人がいた。確か登りでも抜かれた人、「實川さんじゃないですか?」と声を掛けると振り向いてくれた。
帽子を被りサングラスをかけていると分からない。今年、富士山の登山回数の日本記録を目指しているのだが、今の時期はまだ1日1回の富士登山だそうだ。
もう少し雪が少なくなったら1日2回になるのだろう。少し立ち話をして先に行ってもらったがあっと言う間に遠ざかった。
私も入梅前にもう一度、今度は山頂まで登りたいなぁ。15:45五合目着、着替えていると見知った顔、K野君。今年もまた登山道の整備の仕事をやるのだそうだ。
「今年もよろしく!」と言って別れた。17:20帰宅。
新七合目脇から八合目、ここを直登する