荒れた箇所を(ロールオーバー)
9:00上稲子区民館へ集合、私が着いた時には既に20人くらいの
人が集まっていた。持ち物は水筒と弁当、鉈と鋸。他に大きな道具と
材料を手分けして持つからと聞いていたので大きなザックを用意した。
チェーンソー、草刈り機、木槌などを分配、私はロープと番線をザック
に入れた。
3/4の下見から区長が地主を調べて交渉したそうだ。時間がなくて
杉・桧はまだ了解を得られないが、雑木と枯れ木、倒木に関しては
切っても良いと返事を貰ったとの事。
石神峠から15分ほどの所、雑木が落葉している時期は
富士山を見る事が出来るが葉が茂ると見えなくなってしまう。
そこの雑木を切った。少し杉も切りたい。
桧林の中、踏み跡が何本もあって間違えやすい。
そこにトラロープを張って登山道を1本に絞る。
1時間弱でガレ場に出る。そこは斜面が急で植林出来なかった
と思われ雑木林、今は落葉しているので思親山や七面山方面、
南アルプスの白い峰が見えた。
倒木を切って皮を剥いて作ったログのベンチをここに置く。
予定時間をオーバーしてしまい此処で昼食。
山頂付近は笹に覆われ古いログベンチが置かれていたが
腐っていて座れる状態ではない。笹を刈って倒木でベンチ作り。
白鳥山や富士川の下流方面が見える場所までにトラロープを
張って急斜面に階段を作る。
もう一つの班はユートリオ方面へ少し下った所で展望所作り。
倒木を片付け雑木を切って登山道を少し移動、富士山が
見えるようにした。此処もベンチを置きたい所。
本日予定した作業を終える頃になると雪が降りだした。
ブログ等で「展望のない山」「踏み跡がはっきりしない」等
と書かれているが、これで少しは解消できるだろう。
寒い中、地元の山を訪れる人のためにボランティアで
大勢の人が登山道整備に励んだ。稲子の人たちの
郷土を思う気持ち、纏まりの良さに感激、羨ましさも
覚える。そんな多くの人達と一緒に作業するのは楽しい。
次回はいつになるか分からないが是非また参加させて
もらいたいと思う。