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2011年03月04日  白水山 登山道整備のための下見 

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稲子の人達が白水山の登山道を整備したいという話を聞いた。
私も興味があり是非参加したいと思った。NPOを通して行く日を
連絡して貰い参加。
朝9:00に上稲子地区区民館へ集合。
参加者は佐藤さんと奥様、矢部さん・佐野さん・遠藤さんと私の6名。
2台の車に乗り合わせて石神峠に向かった。石神峠は、昔、身延山へ
参拝に行く人たちの通行路だったそうだ。
平成16年に車が通れるように林道が開いて、それから少しずつ舗装が
されているという話だが、まだ未舗装部分も長い。
行程表

自宅8:20 =8:50上稲子区民館9:15 =9:30石神峠9:40 →10:35見晴台10:40
→11:00白水山山頂11:30 →11:35昼食12:10 →案内板12:30
 →13:30上稲子区民館13:40 =13:45塩野13:50 =14:30自宅
石神峠
3年前に立てたという案内板
歩き始めて15分ほどで富士山
石神峠からの登りは比較的なだらか、ほぼ静岡と山梨の
県境に沿って進む。杉と桧の林の中を15分ほど歩くと
富士山が見える場所に出た。地主の了解を得るためには
出来るだけ切り倒す木の本数を抑えなければならない。
どの杉・桧を切るのが最も効果的かと木を見上げて思案中。
展望所はもう少し先でも良いのではないかとの結論。
林の中、所々獣道なのか踏み跡なのかどれが登山道が分からない
所がある。矢印やロープで迷わないようにする必要がある場所を
チェック。
歩き始めて1時間程で西側の展望が利く平らな場所に出た。
ここが案内板にあった見晴らし台だろうか、ここも雑木を少し整理
してベンチを置きたい。ベンチは間伐した木がそのままあるので
それを利用できるだろうと話す。

佐藤さん夫妻は若かった頃あちらこちらの山を歩いたとの事。
景色を眺めていて「また山に行きたくなったなあ」

矢部さんは山仕事をしているらしく「木を切るのは任せておけ」
と頼もしい。この辺りも植林や下刈りで何度も来た事があるそうだ。
白水山頂上
白鳥山と向こうに駿河湾
11:00白水山山頂着。
山頂は熊笹が地面を覆い大きな杉・桧で周りの景色は何も見えない。
ここから富士山を眺めるには杉・桧を50本以上切らなければならない。
とても地主が了承してくれないだろうし現実的でない。
辺りを歩いてみると5〜6本切れば駿河湾が見える場所があり、
取り合えずその場所にベンチを置いたらどうだろうかとなった。
昨夜の雪も残り寒い一日、日当たりの良い場所で昼食にしようと
下り始めると直ぐに富士山の見える場所があった。20年くらい前の
台風で倒された木々が横たわり雑木が成長しているので倒木を
片付けて雑木を切れば最高の展望所になる。標高は780〜790m
くらいの辺り。
新東名の高架橋が見える
富士川の下流
佐野川方面、七面山のガレが見える
手入れ出来ていない杉・桧林
昼食を取って休憩して下る。
ずっと杉・桧林で日が差さないので全くのように下草はなく
根も張れないのであちこちに倒木がある。
自分が枝打ちをやり始めてから他の山の状態がとても気になる
ようになった。
13:30上稲子区民館着。白水山が良く見える場所という事で車移動、塩野地区へ行った。
石神峠からほぼ稜線を通って白水山へ歩いたコースが見えた。白水山からはユートリオ近く
まで伸びる尾根を下った。見晴らしを良くするために手を入れる場所を特定、地番の見当を
付けた。後は区長に任せる事に。そこで石神峠に置いた車を取りに行く人以外は解散。次回は27日。
倒木を避けて雑木の枝を払いながら進むと
どの木を切ったら眺望が良くなるか思案中