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2011年1月22日  蛾ヶ岳  

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身延線沿線に住みながらJR東海の身延線沿線のトレッキングコースに紹介されている山に
あまり登っていない。取りあえず一つずつ登ってみようと最初に選んだのが蛾ヶ岳(ひるがたけ)。
信玄の躑躅ヶ崎の館から見て、昼に太陽がこの山の真上に来る
ところから昼ヶ岳と名付けられたとか。でも、昼が蛾になった理由は
諸説があって本当の所は分からないようだ。
                 コースタイム
自宅7:00= 8:40四尾連湖駐車場8:50= 大畠山分岐9:20= 西肩峠10:05=
10:30蛾ヶ岳山頂(昼食)12:00= 野口一文学碑公園13:05=
13:25四尾連湖13:35= 13:40駐車場13:50= 14:30つむぎの里15:50= 17:00自宅
寒くなってから毎朝起きるのが8時前後、早起きはもともと苦手だったのに
だんだん山から遠ざかってしまう。今回は4人のメンバーがいるので
起きなければならない。
今夜、町内会の新年会があるので集合場所を我が家にして貰った。
なので朝も少しゆっくりで7時。国道52号線を北上、六郷を右折、富士川の左岸
を更に北上すると四尾連湖の案内標識があった。
それからは標識に従って四尾連湖へ。四尾連湖には昔1度来た事がある筈だが
ほとんど記憶にない。駐車料を払い靴紐を締めて出発。
駐車場から文学碑公園へ続く林道に入ると直ぐに右折、
雑木林の中、落ち葉を踏みながら歩く。
晴天で直ぐに汗ばむ程の暖かさ、上着を脱いだ。
この辺りは何故か杉・桧林が少なく雑木が落葉して
見通しが利く冬に歩くのが良い。30分ほどで大畠山、
ここから西肩峠まではなだらかなアップダウン。
大畠山から西肩峠への道
西肩峠には蛾ヶ岳15分と書いてあったが意外と急な
登りで我々は25分かかった。10:30山頂着。
山頂からやや南よりの東に富士山、西に白根三山が
くっきりと見えた。昼食には少し早かったが暖かかった
のでのんびりしようと湯を沸かしてカップめんを食べたり
コーヒーを飲んだり、1時間半ほど過ごす。
眼下に四尾連湖、遠くに白根三山
甲府盆地と奥秩父の山々
充分休憩した後、誰からともなく「そろそろ下るか」
「帰りに温泉に入って行こう」
Tさんはクリスマス用にとマツボックリを拾いながら
歩いた。カラースプレーでシルバーに染めるのだそうだ。
大畠山分岐からは文学碑公園を通るコースを歩く。
四尾連湖で逗留して文学を著した、野口一を記念して
建てられた碑のある公園だった。
12:00下り始め
四尾連湖は地元に伝わる湖の神が「尾崎龍王」という龍神で、
4つの尾を連ねた竜が住んでいるという言い伝えがあることから
名付けられたそうだ。
その四尾連湖は全面に薄氷が張っていた。

帰りは一番近い温泉、つむぎの里に寄って行こうと車を走らせた。
つむぎの里はポンプが故障して温泉が出ないので水道水を
沸かしているとの事。
受付の女性が「銭湯と思って入って下されば」
「入浴料は通常400円のところ温泉でないので200円です」
ここでものんびりと1時間20分、それでも5時には家に帰った。
またコタツで一眠りして新年会へ出掛けた。

今回は天気も良く暖かくて景色も良かったのだが「楽すぎて
感動がなかった」という声もあり3月は少し雪のある山を計画する
ことにした。さて、何処にしよう。
全面凍った四尾連湖
真ん中は蛾ヶ岳と書かれた標柱なのだが
右手に富士山を入れたつもりだったのだが
四尾連湖駐車場 400円也
駐車場からここまでは比較的急な登り