2004年2月8日 入笠山

蓼科山
山歩きへ
入笠湿原を過ぎての林道
12:00富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅12:10=入笠湿原12:30
=13:30山頂13:40=湿原14:00=山頂駅14:15
ゴンドラの山頂駅で昼食をとり、外に出るとスノーシューを
持った中高年が何人か見えた。聞いてみると入笠山へ
行ってきた人、これから行く人たちだった。何も準備はして
来なかったが、私も行ってみようとスキーを付けたまま歩き
始めた。湿原までは唐松林の中のなだらかな下り、スキー
の快適なツアーコースだ。湿原は雪に覆われていたが、
通路には両側に杭が打ってあり植物を踏みつけることはない。
湿原を過ぎるとなだらかな上りの林道だ。圧雪してあり
スケーティングで行ける程度の斜度だったが距離が長くなる
と疲れる。スキー板を持って歩くことにした。
しばらく行くと入笠山への分岐に出た。林道を真っ直ぐ行くと
高遠の方へ行くらしい。分岐からはトレースされた一本道、
スキー板は置いて行こうかと迷ったが、滑れるところがある
かも知れないと思い、持って行くことにした。
登りがややきつくなり汗で身体が濡れてきた。着替えが
ないので上着を脱ぎ汗を拭いた。そして、ゆっくりゆっくり、
なるべく汗が出ないように歩いた。斜度が緩くなるとそこ
が山頂、1955mの標があった。
頂上は風が強く、すぐに、汗をかいた身体から体温を奪った。
が、景色は素晴らしかった。南アルプス、八ヶ岳、
中央アルプス、諏訪湖等360度のパノラマが広がった。
写真を撮ろうとカメラを出したが電池切れ、残念。
景色を堪能したあと、スキー板をつけて下り始めた。狭い
斜面で快適という程ではなかったが、湿原までは板を外さずに
下ることが出来た。
ゲレンデで滑っているよりずっと楽しめた。素晴らしい天気に感謝。
八ヶ岳PAより甲斐駒ケ岳
赤岳と阿弥陀岳