朝日連峰 2014.07.31〜0804

1ヶ月ほど前、H君からこの朝日連峰を誘われた。飯豊連峰には行きたいと思っていて地図も用意してあった。でも、この朝日連峰も中々
一人では出掛けられない山域。二つ返事で行く事に決めた。家にあるシュラフは40年近く前の物、出してみると重い。スポーツ店で夏用の
軽い物を買った。そして食料、3食持つなどという事は30年以上やっていない。どんな物があるのか、スポーツ店やドラッグストア等を探し
歩いた。H君は水を入れて12kg以内に抑えたいと言っていた。私の荷物は水抜きザック込みで11kgくらい。朝日連峰は水が豊富なので
1リットルも持てば良いというのでオール込みで12kg、乗鞍のスキーより軽いので一安心。


            
31日5:30H君に迎えに来て貰いその足で中部横断自動車道の増穂ICへ出た。中央自動車道・長野道・上信越自動車道を通って
北陸自動車道・日本海東北自動車道を経て朝日まほろばICへ。それから国道7号線・再び温海温泉ICから日本海東北自動車道に乗って
山形自動車道の庄内あさひICまで。そこから大鳥川沿いに朝日連峰大鳥口にある朝日屋へ走った。15:35着で丸一日掛る。
車は代行屋に頼んで下山予定の3日までに古寺鉱泉朝陽館へ回してもらうよう予約しておいた。
泡滝ダム 冷水沢吊橋
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5:00朝日屋のバスで泡滝ダムまで送って貰った。初日は以東小屋まで行くつもりだったのだが調べると以東小屋は老朽化のため
使用できないとの事で予定が狂った。選択肢はその手前の大鳥小屋か次の狐穴小屋、大鳥小屋までは3時間、狐穴小屋まで行くには
8時間50分かかる。体も慣れない初日なので3時間で行ける大鳥小屋泊りに決定、のんびり歩こうと話したが・・・。
朝日屋に同宿した人達は皆狐穴小屋まで行くという。曇天の日だったが登山道は蒸し風呂のように暑い。七ツ滝沢吊橋を渡った所で
朝食、朝日屋で用意して貰ったおにぎりを食べた。
七ツ滝沢吊橋 大鳥小屋(タキタロウ山荘)
登山道は沢沿いにあり何筋もの支流がある。そこが水場で冷たい水が流れていて柄杓やカップがおいてあるので
ついついその水に手が出てしまう。七曲がりを登るとすぐに大鳥小屋、雨がパラついたり薄日が差したり不安定な天気
だったが9時には着いてしまったので着替えて汗で濡れた物を干した。ここの管理人は我々が宿泊した朝日屋のご主人
だった。宿泊手続きを済ませ寝る準備をしてスペースを確保。
昼食はカップラーメン他、H君は朝昼は行動食だそうで3食バーナーを使っても良い様に準備して来た私は食料多過ぎ、
一生懸命食べなければそのまま持ち帰る事になってしまう。7/1に出掛けてそれから家に帰っていないという72歳の人、
57歳で早期退職して自由に生きたいという57歳の人、我々が2泊のコースを3泊であるくという66歳の人と5人で半日話して
暇潰し。こんなのんびりした山歩きも良い。
明るいうちに夕飯を食べ後は寝るだけ、19:30には消灯。
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行程表

7月31日   自宅5:30= 15:30大鳥口 朝日屋


8月01日   朝日屋5:00= 5:33泡滝ダム5:40→ 冷水沢吊橋6:55→ 7:20七ツ沢吊橋(朝食)7:50→ 9:05大鳥小屋 泊  

8月02日   大鳥小屋5:00→ 稜線6:00→ オツボ峰7:32→ 8:55以東岳(朝食)9:20→ 中先峰10:25→ 
         11:10狐穴小屋(昼食)11:40→ 北寒江山12:15→ 寒江山13:00→14:22竜門小屋              

8月03日   竜門小屋4:50→ 竜門岳5:10→ 6:15西朝日岳(朝食)6:35→ 金玉水7:53→ 8:10大朝日小屋8:20→ 
         8:36大朝日岳8:46→ 大朝日小屋9:03→ 銀玉水9:37→ 巻道分岐10:30→ 小朝日岳10:56→ 
         11:20昼食11:50→ 古寺山12:06→ 三沢清水12:40→ 14:37古寺鉱泉朝陽館                  


8月04日   古寺鉱泉= 18:00自宅  登山口まで往復1,300km 片道10時間                地図はこちら