2014年5月29日  乗鞍岳スキー
山とスキー
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自宅 3:00
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H君宅
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観光センター 7:05
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7:20 三本滝レストハウス前 7:45
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8:20 大雪渓下 8:50
 ↓
10:24 稜線 10:45
 ↓
11:35 位ヶ原山荘 12:27
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12:40 大雪渓下 12:40
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13:30 肩の小屋 13:45
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13:55 大雪渓下 14:25
 ↓
14:55 位ヶ原山荘 15:34
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16:00 三本滝レストハウス前
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湯けむり館
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H君宅
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22:30 自宅
今日から大雪渓下までバスが運行
一本目が赤、二本目が青
ここから鞍部まで歩く
やっと大雪渓を登り切った
雪質は最悪、畝が出来て重い
ここからもう一度登り返す
肩の小屋
大雪渓下
遠くに穂高
湯けむり館の駐車場から
26日に予定していた乗鞍のスキー、天気予報が良くなかったので
今日に延期した。すると位ヶ原山荘までだったバスが今日から大雪渓
下まで運行するとの事、ラッキーと言うべきかどうか、歩く距離は大幅
に短縮される。昨年の記録を見ると家を3:00に出発して7:00前には
観光センターに着いている。今年も自宅発3:00に決定。
観光センターには7時ちょっと過ぎに到着、トイレに寄って三本滝まで
行く事に。バスも観光センターから三本滝まで15分かかるので三本滝
の通過時刻は7:45。駐車場には京都ナンバーの車が1台、ずいぶん遠く
からと思ったが、京都から3時間半位で来るというので我々とそれ程
変わらない。スキー靴で登るか登山靴で登るか迷ったが、スキー靴は
ザックに入れた。スキー靴は今シーズン新調したが古いものに比べて
少し重い。なので古い方の靴を持った。
バスは位ヶ原山荘を過ぎて更に上に進んだ。歩く距離が短縮される
のはとても嬉しい。大雪渓下の終点直前には3mを超すだろう雪の壁の
間を抜けた。
バスを降りると直ぐにスキー板をザックに縛り付けた。ここまで来れば
位ヶ原山荘から歩く距離の半分以下、少しホッとするところもある。
山頂付近から現れる黒い雲を見ると、上空に寒気があり天気が不安定
という予報も気になった。
登山靴は冬用を修理に出してある。なので夏用の軽登山靴、雪の上で
立ち止っていると足に冷たさを感じる。空は雲が多く歩いていてそれ程
暑さを感じない。牛歩以下の歩みだがワンピッチで大雪渓を登り切った。
山頂まで行こうと思っていたが、位ヶ原山荘まで下って12:27のバスに
乗って登り返す事を考えると時間がない。少し休憩して下る事に。
滑ろうとしてスキーを履こうとしたらビンディングの調整をしてなかった。
ドライバーは無いしどうしようと思ったが車のキーがある。それで何とか
調整が出来た。10:45滑り始め、雪がベタベタで重くスキーを回すのが大変。
クラックを避けながら大回り、滑る雪と滑らない雪があって、膝が曲がらない
ので前にのめりそうになる。位ヶ原の林間は雪の上を水が流れたようで
畝が出来ていて土も乗っている。スキー用の雪質としては最悪だが
オフゲレンデではこんなものと思うしかない。
大雪渓の中ごろまで来ると白い物が混じった雨らしきものがポツリポツリ。
そのうち意外と近いところから雷が聞こえた。濡れないうちに位ヶ原山荘
まで下ろうと悪雪を急いだ。
あまり大降りはせずそのうち青空が見えたので山荘前で休んでいると
バスで一緒に上がった人たちがほとんど下りて来た。若い人のグループは
ビールを飲んで盛り上がっている。2本目を上ろうという人はわずか、
我々もどうしようかと迷ったが雨は大丈夫そうなので、もう1本上る事にした。
12:27のバスで大雪渓下まで、そこからまた歩き。バス停にザックを
置いてスキーを担いでスキー靴で登った。今度は少し方向を変えて
肩の小屋を目指した。こちらの方がなだらかで滑りやすそう。
黒い雲が消えて青空が広がった。「1本で終わりにしなくて正解だったね」
と話す。肩ノ小屋で休憩してから、一人もいなくなってしまった大雪渓を
滑り始めた。
最終のバスには大分時間があるので大雪渓下でまた休憩、
春スキーはノンビリ出来て良い。と言うより自分の足で上るので
そんなに滑れない。14:55に位ヶ原山荘に着いて15:34のバスを
待った。

雷が鳴ったり天気が良くなかったせいか、13:32の
バスで下った人が多かったのだろう。15:34のバスの
乗客は5人しかいなかった。
三本滝でバスを降りて自家用車で湯けむり館へ向かう。
湯けむり館の駐車場からは滑って来た乗鞍岳がくっきり
と見えていた。あんなベタベタの重い雪だった事は忘れて
また来年も来ようと思ってしまう。

湯けむり館は入場料720円、食事とセットで1,500円だった。
時間も風呂へ入っていれば17:30、夕食を済ませてしまえば
後は帰るだけ。なので、ついでに食事もとなった。

来る時もそうだったが運転を始めると直ぐに眠くなる。
H君に運転を頼んで自分は助手席でうつらうつらしながら、
H君との会話も時々意味不明の事を言っていたような…。

睡眠も含め出掛ける前の支度が不十分、ビンディングの
調整を忘れる等というのは以ての外、反省すべき点は多々
ある。今回は天気もイマイチだったが何とか滑る事が出来た。
今回は何とは無事に行ってきたが、深夜に出掛けるときは
前日に休む事が必要。