蕎麦打ち処 2004.12
私が蕎麦打ちを始めてから10年位経つだろうか。
母に「腕が痛いのでもう蕎麦もうどんも打てないよ」と言われてからだ。
市販の蕎麦やうどんは食べる気になれず、それなら自分で打ってみようと思った。
それ以来、妻が邪魔をしない時、いや妻の邪魔にならない時を見計らって台所を使ってきた。
その為、自分用の台所が欲しいと常々思っていた。
母が「2階の布団を干す台が欲しい」と言ったのがきっかけで、デッキを作りその下に遊び用の台所を作ることにした。
Masaoさんに相談したところ「俺が作ってやるよ」と言ってくれ、話がとんとん拍子に進んだ。
「一人では無理だからHideさんを頼むぞ」と、建具職人のHideさんと2人でやってくれる事になった。
柱やデッキはその2人で材木屋へ行って買って来たヒバ、外壁はカラーステンの波板を使うとの事、
住居より立派になってしまいそう。
12月16日に建前。19日にはカンナかけ、防腐材やカラーステイン塗りを手伝った。
![]() デッキの床用、カンナをかけカラーステインを塗った |
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![]() 骨組みが出来た |
12月21日
![]() 内装は妻が焼いて木目を出したコンパネ |
![]() 外壁はステンのカラートタン |
![]() 窓枠は壊した叔父の家から頂戴した中古品 |
12月27日
![]() 外側はほぼ完成 |
![]() 叔母の家の引越しで不要になったシンク |
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大晦日の蕎麦打ちには使えるようにと頑張ってくれ、何とか29日にはほぼ完成した。
いただき物の流し台、作業テーブル、冷蔵庫、オーブンを入れ、
筍の加工用の大型ガスコンロ、寸胴を据え付けた。
![]() 自作した延し棒のラック |
![]() 蕎麦をたっぷりの湯で茹でるための寸胴、バーナーも大型 |
![]() ステンの天板のテーブルと延し板、延し板は新品が入る予定 |
大晦日に初めての蕎麦打ち、とても気分良く出来た。