チーズ入りスモークソーセージ

浜松の関さんの所で作ったソーセージは衝撃的だった。酵素でも入れなければ出ないと思っていたパリッとした食感が
手作りソーセージで簡単に出ていた。おまけにモクモクファームのソーセージ用調味料のセットが十分旨い。
私の今までのソーセージ作りは何だったんだという感じ。

取りあえず関さんに習ったソーセージの食感が目標、シンプルな味付けにしようとチーズ入りに決めた。
今までとの一番大きな違いは水分を肉の20パーセントも入れること、それにより肉が柔らかくなり練りやすくなること。
そのため充分に練ることが出来る。
関さんのソーセージは肉と調味料以外は入れなかったが、パン粉が残っていたので使い切るために入れた。

材料
 
  豚赤身      12kg
  背脂         5kg
 パン粉          300g
 プロセスチーズ   1.6kg   
 
 塩             340g
 砂糖           115g
 白胡椒           50g
 オールスパイス      17g
 ナツメグ          17g
 ガーリックパウダ-     17g
 味の素           10g
 
 生姜           200g
 牛乳          3.4リットル


綺麗にスモークの色が乗った
S精肉店に前日電話で頼んでおいた肉をもらいに行った。
チーズと生姜をパン粉と一緒にカッターにかけ
冷蔵庫で冷やした。
粗く挽いて凍る直前まで冷やした肉とシャーベット状の牛乳、調味料を入れカッターにかけた。
少し粒が残る程度でカッターを止め、
チーズと一緒に手で練った。
粘りが出たらホッパーに入れてケーシングに詰めた。
乾燥してから1時間のスモーク、
その後78℃で30分間ボイルした。
食べると非常にジューシー、ただ乾燥の悪い部分で
脂が分離しているソーセージがあった。
原因不明、肉に詰める前の肉温は
-1.1℃で充分低い。考えられる原因は練り不足。
焼いて食べるととろけたチーズと
燻製の香りがマッチして旨い。
自分では今まで作った中で最高の味になったと思う。

 

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