柚子の香ソーセージ
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我家の柚子、今年は豊作だった。でも小粒。

因幡の白ウサギと同様、丸裸にされた柚子。皮を使った。

今日はボジョレーヌーボーの解禁日、
柚子入りソーセージをつまみに
材料

豚赤身             12kg
豚背脂               5kg
パン粉                200g
コーンミール            500g
牛乳                2リットル
柚子(小)の皮             20個分
玉ねぎ               6個
食塩                300g
砂糖                100g
オールスパイス          28g
ナツメグ               15g
胡椒                 28g
ガーリックパウダー         10g
味の素               10g
 今月はチキンソーセージを作る予定だったが、柚子が鈴生りになっていたので柚子入りソーセージにした。
今年は生り過ぎて柚子が小粒だったので、17kgの肉に20個の柚子を入れることにした。
先に卸し金で皮の部分だけを卸した。
玉葱、塩を除いた調味料、香辛料、パン粉、コーンスターチをカッターにかけ、別にしておく。
次に、赤身の豚肉と塩をカッターにかけた。粘りが出たら背脂と牛乳、柚子、その他材料全部を加え
再びカッターを回した。練った肉を肉詰機でケーシングに詰めた後、30分間強制乾燥、78℃で30分間のの蒸煮。
 熱々のソーセージを食べてみると少し苦い、豊作だったので柚子を入れ過ぎてしまったようだ。
焼いて食べてみたがやっぱり苦い。でも、私にとってはこの苦味は嫌なものではない。後を引く味だ。
マーマレードやニガ瓜も苦味を楽しむのだからまあイイかっ。
家に帰ると今日はボジョレーヌーボ−の解禁日という事で赤ワインが買ってあった。
ソーセージをつまみに飲もうと栓を抜いた。
今度は苦くない、柚子の香りも作りたてで味見した時よりずっと少ない。
良く混ぜたつもりだったのに練りが足りなかったのだろうか。それともワインの所為か。
昨年作った時と同じものを作りたかったのにそれが出来なかった。何故?理由はわからない。
これがソーセージ作りの難しい所であり面白い所。
赤ワインの渋みとソーセージの柚子の香りがうまくマッチしていた、としておこう。


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