2022.10.11〜14  しまなみ海道サイクリング

自転車へ

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7:00朝食、自転車を車から出して前輪を取り付けたり準備をして8:19にホテルを出発した。先ずは来島海峡第三
大橋を目指した。しまなみ海道は8つの島を9本の橋で結ぶのだが、来島海峡の馬島・武志島は自転車が高架橋
から下りずに済むので一本の橋で繋がっているように感じる。なので6つの島を7本の橋で繋いでいる感じ。
赤い線が走ったコース
一昨年の2月から膝に痛みが出て一時は足を引き摺って歩いていた。膝の周りの筋肉を付けないとと思い
今年の2月から週に2・3回、月に200〜300qの走行を目指して自転車に乗り始めた。自転車練習コースの
途中にある佐田君宅に何度もお邪魔してお茶を頂いたり駄弁ったり、ある時佐田君から「しまなみに行こう」
との誘い、「行こう!」と二つ返事。それで今回の計画が出来た。
11日7時に佐田君宅を出発、明石海峡大橋を渡った所にある淡路SAで昼食、徳島自動車道・今治小松
自動車道を今治湯ノ浦ICで下りてホテル菊水到着は16:30頃、距離は650q。
翌朝12日の朝食後、車から自転車を降ろし前輪を取付けて8:19 しまなみ海峡サイクリングスタート。
ホテル菊水今治 8:19 
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8:55 来島海峡第三大橋自転車出入り口 8:59
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9:09 馬島歩行者・自転車料金所
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9:18 来島海峡第一大橋東詰サイクリングロード休憩所 9:27
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9:32 道の駅よしうみいきいき館 9:40
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10:13 宮窪峠
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10:45 大島大橋歩道分岐
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10:50 旧万橋歩道分岐 10:50
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10:56 道の駅伯方SCパーク 11:05
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11:21 大三島橋歩道トイレ
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11:45 道の駅多々羅しまなみ公園(昼食) 12:48
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13:12 サンセットビーチ入口バス停
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13:21 瀬戸田港バス停
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14:13 生口橋南詰
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14:47 因島フラワーセンター
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15:04 因島大橋自転車道料金所
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15:14 立花臨海公園
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15:55 向島・尾道渡船乗り場 16:15
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16:22 尾道・尾道渡船降り場
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16:29 尾道ロイヤルホテル泊
8:30 ロイヤルホテル
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9:15 千光寺ロープウェイ 10:00
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11:00 尾道ラーメン〇番館(昼食) 11:33
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11:42 尾道駅前渡船
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12:26因島大橋自転車道料金所
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12:40 因島フラワーセンター
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13:00 コンビニ(お茶)13:50
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14:03 土生港バス停14:09
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14:20 生口島立石港
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14:51 深坂池親水公園
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15:15 弓削港16:13
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17:30 今治港
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ホテル菊水
明石海峡大橋
来島海峡第三大橋
道の駅 よしうみいきいき館前
バックは来島海峡第一大橋
大三島 多々羅公園
しまなみ海道は今治から尾道までずっと自転車道が車道の脇にあるものだと思い込んでいた。
ところが今回が2度目の佐田君は島に渡った所で高架橋を下りて次の島の一番近い所まで
一般道を走って行くと教えてくれた。しまなみは一般道でも自転車レーンがあるよとの説明
も聞いた。私が抱いていたイメージとはちょっと違うサイクリングロードだったが、瀬戸内海を
横断するというロードには違いはない。アップダウンが多くなったという事。
多々羅大橋
大三島と生口島を結ぶのが多々羅大橋、その手前に道の駅多々羅しまなみ公園がある。そこが
しまなみ海道の中間付近となる。道の駅で昼食、水軍海賊丼という名の海鮮丼を食した。
レストランの奥に「サイクリストの聖地」と書かれた碑があった。そこで記念写真を撮る。我が
白鳥山には「恋人たちの聖地」と掛かれた碑がある。が、登るのは老人たち、いや中高年ばかり
である。
よしうみいきいき館前で休んでいると女性ライダー、どう見ても一人なので声を掛けてみた。
宝塚から来て今日は生口島に泊るとの事、明日土生港を16時の客船に乗ると言うので
また明日会いましょうと別れた。が、宮窪峠への登りであっという間に追い抜かれてしまった。
伯方島の道の駅に寄るとその女性がいた。ロードバイクに乗り始めて9年だそうだ。私が
乗り始めて9ヶ月目、かなり脚力に違いが出ている。
因島大橋
因島大橋 歩行者・自転車専用道路
因島大橋は二階建てになっていて一階部分が歩行者と自転車の専用道路、二階部分が車道になっている。安全で安心なのだが頭の上を自動車が
通ると音が大きい。一階が自動車、二階が自転車の方が良いのになぁと思う。周りをフェンスに囲まれ見晴らしも良くない。それでも歩行者・自転車と
車が完全に分離されているのは良い。
因島大橋を渡ると向島、向島から尾道へ渡る橋は自転車道が整備されておらず、危険防止のため出来るだけ渡船で渡るようにとの事。渡船は3ヶ所
あったがホテルに一番近い所に船着き場がある尾道渡船で渡った。

ホテルにチェックインして一休み、夕飯を食べに外に出てあちこちウロウロしたが何処も閉まっている。ホテルの近くに一軒食堂が空いていた。そこしか
ないと入るとお喋り好きなオヤジ、「コロナになってから商売にならないから皆早く閉めるんですよ」との事で納得。「尾道へ来て新鮮な魚を食べない手
はない」とオヤジが言うので地魚定食を注文、傍に付いてて話し掛けて来るので食べていられないくらい。何とか腹を満たしてホテルに戻った。

次の日は尾道ラーメンを食べたいと開店まで時間を潰す算段、千光寺ロープウェイに乗って展望台から尾道と瀬戸内海を見下ろす事にした。
尾道の町は隣家との距離が近い、屋根と屋根がくっついている感じ。尾道側と向島の海岸線が近く、その間に川が流れているようだった。暫く周りを
眺めてから自転車で商店街をブラブラした。尾道ラーメンは昨夜夕飯を食べた店のオヤジ一押しの「〇番館」、11時開店10分前には既に7人が並んで
待っていた。が、ちょっと期待外れ、塩味が強く出汁の旨みがイマイチだった。
2日目のサイクリングコース
千光寺ロープウェイ展望台
ゆめしま海道
尾道ラーメンを食べると直ぐに駅前渡船で向島へ。向島から因島大橋を渡って因島の土生港を目指す。16時の今治行きの
客船にはちょっと時間があるので喫茶店でもと探したが、土生港の手前にあったコンビニでコーヒーを買って外のテーブル
でティータイム、小一時間潰したが土生港へは14時着。切符売り場のオジサンが「未だ2時間もあるから弓削港まで
『ゆめしま海道』を走ったら」と勧めてくれ、土生港の向かいにある生名島の立石港へのフェリーを教えてくれた。
「ボケ−ッと2時間待つより景色の良い所を走った方が気持ち良いよ」「ここを16時の船が弓削港を16:13分だよ」同じ船に
乗れると言うので行って見ることにした。あのオジサンが勧めてくれなければ絶対に走る事のなかったコース。ゆめしま海道
は生名島・佐島・弓削島ともう一つ岩城島からなる上島町の4つの島を繋ぐ道路をいうとの事、自転車レーンも整備されて
いて信号は一つもない、とても走り易いルート。瀬戸内海の小さな島を巡るサイクリングも良いなと思った次第。
佐島と弓削島の間に架かる弓削大橋
弓削港に着くと待合室に自転車を横に置いた若いカップル、昨日しまなみ海道を走って土生港から船で今治へ帰る予定
だったが、やっぱり土生港の切符売り場のオジサンに勧められて走って来たという。じゃあ同じだと言って大笑い。今治行き
の船に乗ると昨日会った一人旅の女性と再会、今治からまた29q走ってフェリーに乗るとのこと。我々は船を降りると目の
前がホテル。
瀬戸大橋
ホテルの朝食を取ってから帰り支度、今治城も遠くから天守閣が見えるので寄って見ようと
行くと9時開城との事。石垣もドリルで割った痕のが残る石を積んだ所もあって興ざめ、見な
くてもイイかと今治タオルの本店へ行く。ここは9:30開店との事でまだ準備中、隣のタオルを
織る見学スペースは9時からという事で見せて貰った。祖母が使っていたような織機もあり
案内の女性に質問攻め、面白かった。タオルを買ってこんぴらさんへ向かう。駐車場へ車を
置いて歩くこと階段を800段だそうだ。時間がないのであと700段と書かれた所でUターン、
参道でうどんを食べた。これが讃岐うどんかと感激、美味かった。
寄りたかった姫路城はパス、夕食はSAのきしめんを食べて、ラーメンよりうどんの方が好き
かもと思う。

今回しまなみを走れたのは2月から自転車を続けてきたおかげ、またどこかサイクリングに
出掛けられるよう、脚力を維持するために自転車を続けたい。山も復活出来ると良いのだが…。
21:00佐田君宅帰着、久しぶりの旅で楽しかった。